C-S-H研究の歩みを年表を用いて解説

1900–1945(基礎指標の確立)
  1. 水とセメントの関係を数で読む:w/c と空隙の時代(1900–1945)
  2. 硬化体の密度と強度:経験式から科学へ(1900–1945)
  3. 早期強度の謎を解く:水和熱と養生のキホン(1900–1945)
  4. 空隙は敵か味方か:毛細管孔とゲル孔の分かれ道(1900–1945)
  5. 試験法の整備史:フレッシュから硬化まで(1900–1945)
  6. 珪酸カルシウム水和物という考え方:CSHの名付け前夜(1900–1945)
1946–1979(古典モデルと水の科学)
  1. Powers–Brownyardモデル(基礎編):CSH量と空隙構造を結ぶ(1940s–)
  2. Powers–Brownyardモデル(応用編):配合設計と収縮をどう読むか(1940s–)
  3. 結合水・層間水・自由水:TGA/DTAで見るCSHの「水」(1960–1979)
  4. 乾燥収縮の正体に迫る:水移動とゲル構造の関係(1960–1979)
  5. 電子顕微鏡の衝撃:CSHの微細構造を“見る”技術(1960–1979)
  6. トバモライト/ジェンナイト:結晶参照構造とアモルファスCSH(1960–1979)
1980–1999(計測革命とナノ視点)
  1. 29Si MAS NMR(基礎編):Q¹/Q²と鎖長で読むCSH(1980–1999)
  2. 29Si MAS NMR(応用編):C/S比・混和材・養生の影響(1980–1999)
  3. SAXS/SANS入門:ゲル孔スケールを数理でとらえる(1980–1999)
  4. MIPを正しく読む:インクボトル効果と再現性の壁(1980–1999)
  5. シリカフュームとCSH:緻密化は何を変えるか(1980–1999)
  6. マイクロストラクチャーモデル進化史:強度・透気・耐久の橋渡し(1980–1999)
2000–2009(コロイドモデルと原子計算)
  1. コロイドモデル(基礎編):低密度/高密度CSHという見方(2000–2009)
  2. コロイドモデル(応用編):収縮・クリープ・力学特性をつなぐ(2000–2009)
  3. ナノインデンテーション入門:CSHの局所弾性と相同定(2000–2009)
  4. 原子シミュレーション(基礎編):DFT/MDとトバモライト参照(2000–2009)
  5. 原子シミュレーション(応用編):欠陥・イオン取り込み・層間水(2000–2009)
  6. イオン環境の影響:アルカリ・塩類がCSHにもたらす変化(2000–2009)
2020–(データ駆動・低炭素時代)

  1. 機械学習×CSH(基礎編):画像・スペクトルから物性を予測(2020–)
  2. 機械学習×CSH(応用編):配合最適化と外挿性の検証(2020–)
  3. CO₂固定型バインダー:カーボネート化と“新しいCSH像”(2020–)
  4. 海水・塩害環境のCSH:Na/Mgが引き起こす構造変化(2020–)
  5. 3Dプリントコンクリートの早期水和制御:押出成形とCSH(2020–)
  6. 再生骨材・低クリンカー配合の課題:耐久とCSHを両立する設計(2020–)