選考体験記を読んで、過去に聞かれた質問を見つけても、その後に何をすればよいか迷うことがあります。
質問と回答をそのまま覚えようとしても、自分の研究内容や経験とは一致しません。年度、職種、面接官が変われば、同じ企業でも質問の内容や順番が変わる可能性があります。
選考体験記を見る目的は、過去の回答を借りることではありません。
見るべきなのは、次のような点です。
- どの話題が繰り返し聞かれているか
- 最初の回答から何を深掘りされているか
- 研究内容のどの部分を確認されているか
- 志望理由と研究経験をどう結び付けているか
- 一次面接と最終面接で質問がどう変わっているか
この記事では、選考体験記や過去質問を、自分の面接準備に変える手順を解説します。
選考体験記は「答え」ではなく「観点」を集めるために使う

選考体験記で最初に探すべきものは、模範回答ではありません。
集めるべきなのは、面接で確認されている可能性がある観点です。
たとえば、過去の体験記に「研究で最も苦労したことは何ですか」という質問があったとします。
この質問に対する過去の就活生の回答を覚えても、自分の面接には使えません。研究テーマも、直面した問題も、本人の役割も異なるからです。
代わりに、質問の背景を次のように考えます。
- 問題が起きたときの対応を知りたいのか
- 原因を整理する力を見ているのか
- 途中で投げ出さずに進められるかを確認しているのか
- 周囲へ相談できるかを見ているのか
- 研究経験を分かりやすく説明できるかを確認しているのか
厚生労働省も、公正な採用選考では、応募者が職務に必要な適性や能力を持っているかを基準にすることが重要だと示しています。過去質問は、企業が応募者のどのような適性や能力を確認しようとしたのかを考える材料になります。
ただし、質問だけを見て面接官の意図を断定することはできません。
「この質問では必ず論理的思考力を見ている」と決め付けるのではなく、「このような観点を確認される可能性がある」と考えて準備します。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。
選考体験記で確認できること
面接で深掘りされる順番
選考体験記では、最初の質問だけでなく、その後に続いた質問を確認します。
たとえば、研究内容について次の順番で聞かれていたとします。
- 研究内容を簡単に説明してください
- なぜその研究テーマを選んだのですか
- 研究で難しかったことは何ですか
- どのように解決しましたか
- その経験を仕事でどう生かせますか
この場合、研究テーマの専門性だけでなく、課題の捉え方、問題への対応、自分の役割、仕事とのつながりまで確認されている可能性があります。
質問を一つずつ独立して覚えるのではなく、話がどの方向へ深掘りされたかを見ます。
研究内容、志望理由、逆質問の扱われ方
理系学生や大学院生の場合は、次の内容を重点的に確認します。
| 確認する内容 | 体験記で見る点 |
|---|---|
| 研究内容 | 説明時間、専門用語への反応、深掘りの回数 |
| 研究を選んだ理由 | 自分で選んだのか、配属後にどう取り組んだか |
| 研究上の課題 | 失敗、再現性、データのばらつきへの対応 |
| 自分の役割 | 共同研究や研究室内で担当した範囲 |
| 志望理由 | 研究経験と事業・職種をどうつないでいるか |
| 入社後の希望 | 希望職種、勤務地、取り組みたい課題 |
| 逆質問 | 技術、配属、育成、研究開発体制のどこを聞いているか |
研究職や技術職では、「研究内容を説明できるか」だけでなく、「その研究をどのように進めたか」が問われることがあります。
研究概要書をまだ整理できていない場合は、先に理系就活の研究概要書の書き方を確認しておくと、回答の材料を作りやすくなります。
面接段階による質問の違い
一次面接、二次面接、最終面接では、面接官や確認される内容が異なる場合があります。
そのため、体験記を見るときは、質問だけでなく選考段階も記録します。
| 選考段階 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 一次面接 | 基本的な経歴、研究概要、志望理由、受け答え |
| 二次面接 | 研究の深掘り、課題への対応、職種との接点 |
| 最終面接 | 入社意思、企業選びの基準、将来の希望 |
この表は一般的な整理であり、すべての企業に当てはまるものではありません。一次面接から技術面接が行われる企業もあれば、最終面接でも研究内容を詳しく聞かれる企業もあります。
体験記では、選考段階と質問内容を一緒に確認してください。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。
選考体験記の正しい読み方
年度・職種・選考段階を見る
最初に確認するのは、次の4項目です。
- 卒業年度
- 応募職種
- 本選考かインターンか
- 一次、二次、最終のどの面接か
同じ企業でも、研究職、技術系総合職、生産技術職、事務系総合職では質問が異なります。
大学院生の研究内容に関する質問を探しているのに、学部生向けの営業職の体験記だけを読んでも、準備へ直接使える情報は限られます。
完全に条件が一致する体験記がなくても構いません。その場合は、次の順に近いものを探します。
- 同じ職種、同じ選考段階
- 近い職種、同じ選考段階
- 同じ企業の別職種
- 同じ業界、同じ職種
- 研究職や技術職に共通する質問
1件ではなく複数の体験記を見る
一つの体験記だけでは、その質問が企業全体の傾向なのか、特定の面接官だけが聞いたものなのか判断できません。
目安として、条件の近い体験記を3〜5件程度確認します。
すべての質問を集める必要はありません。次のような共通点を探します。
- 複数人が研究概要を聞かれている
- 研究で苦労した点を繰り返し聞かれている
- 志望理由から競合他社との違いを深掘りされている
- 希望する職種や配属について確認されている
- 逆質問の時間が長い
一つの質問が完全に一致していなくても、聞かれている内容が近ければ同じ分類に入れます。
体験記の内容と公式情報を分ける
体験記は、過去の就活生が経験した選考を知るための情報です。
一方、現在の募集職種、応募条件、勤務地、提出書類、選考時期は、企業の採用ページや募集要項で確認します。
体験記に「研究職で応募した」と書かれていても、現在も同じ職種で募集しているとは限りません。体験記と採用ページが異なる場合は、現在の公式情報を優先してください。
企業研究全体の進め方は、研究が忙しい大学院生の企業研究|就活会議で口コミ・選考体験記を補う方法で詳しく解説しています。
同じ質問が出るとは限らない
過去に聞かれた質問が、今年もそのまま出るとは限りません。
質問が変わる理由には、次のようなものがあります。
- 面接官が異なる
- 募集職種が異なる
- 選考方法が変更された
- 学生のESや研究内容が異なる
- 最初の回答によって深掘りの方向が変わる
- 企業が求める人材や事業方針が変わった
そのため、過去質問に対する完成原稿を何十個も作る方法は効率的ではありません。
質問の表現が変わっても答えられるように、自分の経験を整理しておく方が対応しやすくなります。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。
過去質問を自分の面接準備に変える5つの手順
手順1:質問だけを一覧にする
最初は回答を読まず、質問だけを抜き出します。
たとえば、次のように記録します。
- 研究内容を1分で説明してください
- なぜその研究テーマに取り組んでいるのですか
- 研究で最も苦労したことは何ですか
- データが予想と違ったとき、どう対応しましたか
- あなたの研究は当社でどう生かせますか
- 研究室ではどのような役割ですか
- 他社ではなく当社を選ぶ理由は何ですか
質問だけを並べることで、他人の回答に引っ張られにくくなります。
手順2:質問を分類する
次に、質問を内容ごとに分類します。
| 分類 | 質問例 |
|---|---|
| 研究概要 | 研究内容を簡単に説明してください |
| 研究の目的 | なぜその研究が必要なのですか |
| 課題への対応 | 研究で苦労したことは何ですか |
| 思考過程 | その原因をどのように考えましたか |
| 行動 | 解決のために何をしましたか |
| 協力 | 指導教員や研究室の人とどう連携しましたか |
| 結果と学び | 研究から何を学びましたか |
| 職種との接点 | 研究経験を仕事でどう生かしますか |
| 志望理由 | なぜ当社、なぜこの職種なのですか |
| 将来像 | 入社後に取り組みたいことは何ですか |
表現が異なっても、同じ分類に入る質問は一つにまとめます。
手順3:質問から確認される観点を考える
次に、その質問を通して何が確認される可能性があるかを考えます。
| 過去質問 | 確認される可能性がある観点 |
|---|---|
| 研究内容を簡単に説明してください | 専門外へ伝える力、要点の整理 |
| なぜその方法を選びましたか | 判断理由、方法への理解 |
| 失敗した実験はありますか | 失敗への向き合い方、改善力 |
| 意見が合わないときはどうしましたか | 協力の仕方、調整力 |
| 研究を仕事でどう生かしますか | 経験と職種のつながり |
| なぜ競合他社ではなく当社ですか | 企業理解、志望理由の具体性 |
観点は一つに決める必要はありません。
「原因を整理する力と、失敗後の行動を見ている可能性がある」のように、複数の可能性を残しておきます。
手順4:自分の研究経験から材料を出す
質問ごとに文章を作る前に、自分の経験を短いメモにします。
材料系の大学院生であれば、次のような内容が材料になります。
- 実験条件を決めるために比較したこと
- 測定値のばらつきに気付いた場面
- 再現性を確認するために行ったこと
- 装置の不具合と試料側の問題を切り分けた経験
- 指導教員へ相談する前に整理した仮説
- 研究室内で作業手順を共有した経験
- 学会発表で専門外の質問へ対応した経験
- 共同研究先へ結果を説明した経験
成果の大きさだけでなく、研究を進める過程も回答の材料になります。
研究内容をES向けに整理したい場合は、理系学生・院生向け|研究内容をESに書くコツも参考にしてください。
手順5:企業ごとの差分を加える
研究経験の説明部分は、複数の企業で共通して使えます。
一方、次の部分は企業ごとに変える必要があります。
- なぜその事業に関心があるのか
- なぜその職種を希望するのか
- 研究で使った力が、どの業務につながるのか
- 入社後にどのような課題へ取り組みたいのか
- 競合他社ではなく、その企業を選ぶ理由
たとえば、セメント系材料の研究経験を説明する場合でも、企業によって接点は変わります。
| 応募先 | 研究経験との接点 |
|---|---|
| 素材メーカー | 材料設計、反応の評価、性能改善 |
| 建設会社 | 現場条件を考慮した材料選定、耐久性 |
| 分析機器メーカー | 測定条件、データ解析、装置利用者の視点 |
| インフラ企業 | 維持管理、劣化原因の整理、長期性能 |
| 技術系公務員 | 調査、設計、基準、関係者との調整 |
研究内容を変えるのではなく、応募先とのつなぎ方を変えます。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。
研究内容への深掘り質問を準備する
30秒・1分・3分の説明を作る
研究内容は、聞かれ方によって必要な説明量が変わります。
そのため、次の3種類を準備します。
| 長さ | 入れる内容 |
|---|---|
| 30秒 | 研究の目的、対象、自分が行っていること |
| 1分 | 背景、目的、方法、現在の結果、自分の役割 |
| 3分 | 課題、方法を選んだ理由、結果、考察、工夫、今後 |
文章を一字一句覚える必要はありません。
次の5項目だけを覚えておくと、質問に合わせて話しやすくなります。
- 何を研究しているか
- なぜ必要か
- 自分は何をしているか
- どこが難しいか
- 何を学んだか
深掘り質問を枝分かれさせる
研究概要の説明を作ったら、回答から聞かれそうな質問を書き出します。
たとえば、「実験条件を見直しました」と答える場合は、次の質問が考えられます。
- なぜ条件を見直す必要があったのですか
- 原因として何を考えましたか
- どの条件を変えましたか
- 条件を決める際に何を比較しましたか
- 見直した結果はどうなりましたか
- 同じ問題が起きたら次はどうしますか
このように、回答の中に含まれる言葉を一段階ずつ深掘りします。
すべての質問に長い回答を用意する必要はありません。結論、理由、具体例の3点を話せるようにしておけば十分です。
共同研究や未発表データを話しすぎない
共同研究や未発表の研究では、体験記に詳しい回答例が載っていても、同じ水準まで情報を開示する必要はありません。
次の情報は慎重に扱います。
- 共同研究先の企業名
- 未公開の材料名や製品名
- 正確な配合や製造条件
- 未発表の数値
- 特許出願前の内容
- 研究室内だけで共有している資料
詳しく話せない場合は、研究対象をぼかし、課題設定、方法、自分の役割、問題への対応を中心に説明します。
共同研究の説明方法は、共同研究でも書ける研究内容|機密を守って伝える就活テンプレで詳しく整理しています。
通過ESを参考にするときの注意点
文章をそのまま写さない
通過ESは、文章を借りるためではなく、設問への答え方や構成を確認するために使います。
他人が作成した文章を許可なく複製したり、公開したりすると、著作権上の問題が生じる可能性があります。政府広報も、他人の著作物を許可なく複製・公開することは著作権侵害になる場合があると説明しています。
著作権の問題だけでなく、文章をそのまま使うと、面接で詳しく聞かれたときに説明できなくなります。
次のような使い方は避けてください。
- 志望動機を一部だけ変えて使用する
- 研究内容の表現をそのまま使用する
- 他人の経験を自分の経験として話す
- 企業研究レポートを自分で調べた内容として提出する
構成だけを参考にする
通過ESから参考にしやすいのは、次の点です。
- 最初に結論を置いているか
- 企業を選んだ理由が具体的か
- 自分の経験と志望職種をどうつないでいるか
- 一つの設問に内容を詰め込みすぎていないか
- 研究内容を専門外向けにどう言い換えているか
たとえば、通過ESが次の順番で書かれていたとします。
- 志望する理由
- 関心を持った事業
- 自分の研究経験
- 入社後に取り組みたいこと
参考にするのは、この順番です。
企業名、事業名、研究経験、将来像は、自分の情報を使って書き直します。
ESと面接の内容を一致させる
体験記や通過ESを見ながら回答を増やしすぎると、提出済みのESと面接回答がずれることがあります。
面接準備では、次の資料を並べて確認します。
- 提出したES
- 研究概要書
- 履歴書
- 応募職種
- 企業の採用ページ
- 選考体験記から作った質問一覧
新しい回答を作るときは、提出済みの内容と矛盾しないか確認してください。
就活会議で確認できる情報と向いている使い方
就活会議の本体サイトでは、選考体験記、インターン体験記、通過ES、企業研究レポートなどを確認できます。
中でも選考体験記では、一次面接から最終面接までの質問や選考情報を探せます。
向いている使い方は、次の流れです。
- 応募企業と職種を決める
- 年度、職種、選考段階の近い体験記を探す
- 質問だけを一覧にする
- 複数の体験記から共通する分類を探す
- 自分の研究経験から回答材料を整理する
- 現在の募集情報を企業の採用ページで確認する
就活会議には、選考体験記の内定者アドバイスをAIで要約する機能もあります。要約は全体像をつかむために使い、重要な内容は元の体験記や企業の公式情報で確認してください。
志望企業の過去質問や通過ESを確認し、質問準備表を作りたい在学中の方は、現在の利用条件を確認したうえで掲載情報を見てみてください。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。
体験記だけで準備を終わらせない
選考体験記が見つからない場合や、条件の近い投稿が少ない場合もあります。
その場合は、次の情報を組み合わせます。
- 企業の採用ページ
- 募集要項
- 社員紹介
- 研究開発や技術に関するページ
- 説明会での質疑応答
- 大学のキャリアセンター
- 研究室の先輩や卒業生
- 模擬面接
- 指導教員や専門外の友人からの意見
研究内容の説明については、専門分野を知らない人にも一度聞いてもらうと、説明が不足している箇所を見つけやすくなります。
30分で面接質問準備表を作る
面接まで時間がない場合は、次の順番で進めます。
最初の10分:体験記から質問を集める
条件の近い体験記を3件程度確認し、質問だけを抜き出します。
この段階では、回答を詳しく読まなくても構いません。
次の10分:質問を分類する
次の分類に振り分けます。
- 研究概要
- 研究を選んだ理由
- 研究上の課題
- 自分の役割
- 周囲との協力
- 研究から得た力
- 志望理由
- 職種との接点
- 将来像
- 逆質問
同じ意味の質問は一つにまとめます。
最後の10分:回答材料を箇条書きにする
完成した文章ではなく、次のような短いメモを書きます。
| 質問 | 回答材料 |
|---|---|
| 研究で苦労したこと | 測定値のばらつき、原因候補を3つに分けた |
| どのように解決したか | 試料作製、装置、解析方法を順番に確認した |
| 自分の役割 | 実験条件の整理、試料作製、データ解析 |
| 仕事でどう生かすか | 原因を切り分け、比較結果から次の条件を決める |
| なぜこの企業か | 材料開発と長期耐久性評価の両方を行っている |
文章を丸暗記するより、伝える材料と順番を整理します。
この表ができたら、声に出して答えます。言葉に詰まった場所だけを修正してください。
選考体験記の使い方に関するよくある疑問
何件くらい読めばよいですか
条件の近い体験記を3〜5件程度確認するところから始めます。
件数を増やすことよりも、年度、職種、選考段階をそろえる方が重要です。似た質問が繰り返し出てきたら、その分類を優先して準備します。
過去質問への回答は文章で作るべきですか
最初の整理では文章にしても構いません。
ただし、最終的には文章を一字一句覚えるのではなく、結論、理由、具体例の順番と、必ず伝えたい言葉を覚えます。
質問の表現が変わっても、自分の経験を使って答えられる状態を目指してください。
体験記と違う質問が出たらどうすればよいですか
すぐに答えを出そうとせず、質問の意味を確認しても構いません。
質問が想定外でも、自分の研究経験、課題への対応、志望理由、企業選びの基準が整理されていれば、回答材料を組み合わせられます。
過去質問を覚えることより、自分の経験を複数の角度から説明できるようにすることが重要です。
まとめ
選考体験記は、過去の回答を借りるためのものではありません。
過去の質問から、面接で確認される可能性がある観点を整理し、自分の研究経験や志望理由を準備するために使います。
手順をまとめると、次のとおりです。
- 年度、職種、選考段階の近い体験記を探す
- 質問だけを抜き出す
- 質問を内容ごとに分類する
- 確認される可能性がある観点を考える
- 自分の研究経験から回答材料を出す
- 応募企業との接点を加える
- 声に出して深掘り質問へ答える
体験記と同じ質問が出るとは限りません。
それでも、研究概要、課題への対応、自分の役割、研究から得た力、志望職種との接点を整理しておけば、質問の表現が変わっても対応しやすくなります。
志望企業の選考体験記や過去質問を確認し、自分用の質問準備表を作りたい方は、就活会議の対象者や学生認証の条件を確認したうえで利用を判断してください。
志望企業の口コミ・選考体験記を確認する
採用ページだけでは分からなかった配属の事例や、過去の選考手順を確認したい場合は、就活会議で志望企業の情報を探せます。
※在学状況など、現在の利用条件を公式サイトでご確認ください。口コミや体験記だけで応募先を判断せず、企業の公式情報と照らし合わせて利用してください。


