【Readingセクション】TOEFL過去問(TEST3)を解いてみて

自分の感想

問題文が長いと途中で問題文を切り上げて本文を読む癖をなくす。
間違える問題の多くは、問題文の理解度が低いせいにあるということを思い出すこと。
本文の理解は浅くても仕方ないから、問題文の理解度をあげる。

解答のコツ

・trueやEXCEPTなどの正誤問題は紙を使う
➔ 左に選択肢、右に〇×。メモだから選択肢の内容を全部書き記す必要はない。単語、もしくは番号を書けば〇

・2段落にまたがる問題は、2段落目の最後の方に重要な情報が書かれている場合がある。
➔ 時間がない時は、2段落目の最後の文章を読む。

1問目

author mentionsの問題

➔ author mentions “~”。この~の部分について、聞かれている。
今回は、the author mentions “William Murdoch’s” invention~と聞いているので、”William Murdoch’s invention”がある部分を探す。

石炭の余剰分で照明器具を開発…裕福な人々に恩恵を与えた
=重要な発明

make the point:指摘する
not the only ~:~だけでなく

2択まで絞れてはいる。今回は、not the onlyの部分で引っかかった。
あと、問題文の最後にある「invention of a new form of ighttime illumination」までしっかり読み込むことができていなかった。

trueの問題

➔ 正誤問題。つまり、本文中に解答の選択肢の内容がそのまま書かれている。
推測問題とは違って、当てやすいので正解していきたい。

今回の場合、本文の内容が多すぎて読みが浅くなってしまった。

正誤表を作るだけで正答率は上がると思うので、「true」「except」問題は紙にメモするようにする。

According to paragraphの問題

➔問題文にあるinvolved:関係している、まで読めていなかった。
そもそも問題文自体もよくないので間違えても仕方ない。

According to paragraph 4, providing a machine to take the place of the horse involved combining which two previously separate ingredients?

段落 4 によると、馬の代わりに機械を提供するには、以前は別々だった 2 つの材料を組み合わせる必要がありますか?

挿入問題

➔ go to the streamsの意味が理解できなかった。それ抜きにしても、理解できない問題なので仕方ない。

stream:小川

The factories did not have to go to the streams when power could come to the factories.
工場に電力が供給されるようになれば、工場は小川に行く必要がなくなる。

dependence:依存
running water:流水

2問目


ウィリアム・スミス
1769年、イングランドのオックスフォードシャーの小さな町で、村の鍛冶屋の貧しい家庭にウィリアム・スミスという非常に平凡な名前の子供が生まれました。彼は村の学校で基礎教育を受けましたが、主に叔父のファームを歩き回り、コッツウォルズの丘陵地帯の岩石から豊富に産出する化石を集めていました。成長すると、ウィリアム・スミスは本で測量術を自習し、18歳で地元の教区の測量士に師事しました。その後、地質学も自習しました。そして24歳のときに、イングランド南部のサマーセット運河の掘削工事を行っていた会社に雇われました。

これはまだ蒸気機関車が存在する前の時代で、運河建設が最盛期を迎えていました。石炭運搬のための運河を建設する会社は、採掘に値する石炭層を見つけ出すため、また運河のベストルートを決定するために測量士を必要としていました。この仕事によって、スミスは新しく掘削された運河で現れた新しい岩石露頭を研究する機会を得ました。その後、彼はイングランド中を横断するような同様の仕事に従事し、新たに露出した地層を研究し、見つけた化石を収集し続けました。スミスは年間1万マイル(約1万6千km)も馬車に乗って移動しました。1815年、彼は最初の近代的な地質図「イングランド、ウェールズ、スコットランドの一部の層の地図」を出版しました。この地図は非常に丹念に作成されたため、今日でも使用できます。

1831年、ウィリアム・スミスがついにロンドン地質協会から「イングランド地質学の父」として認められたのは、地図のためだけではありませんでした。人々が特定の露頭の地層を分類し始めて以来、この地層を使って地質学的時間を計算できることが望まれていました。しかし、より多くの地層の堆積物が多くの場所で分類されるにつれ、時々地域によって岩層の順序が異なることが明らかになり、どの岩石も世界中で信頼できる時間指標にはならないことがわかりました。地域差の問題がなくても、岩石は固有の時間指標としては困難がありました。石英は石英で、ケイ素イオンを4つの酸素イオンが取り囲んでいるだけで、200万年前の更新世の石英とおよそ5億年前のカンブリア紀の石英に全く違いはありません。

スミスがイングランド中の地層から化石を収集するにつれ、化石が岩石とは違う物語を語っていることに気づきました。特に若い地層では、岩石がしばしば似ていて地層を区別するのが難しかったのですが、化石を見分けるのは決して難しくありませんでした。ある一定の2つの地層の間の岩石が、ある場所では頁岩で別の場所では砂岩だったとしても、その頁岩や砂岩にある化石は常に同じでした。ある化石は数百万年もの間存続して多くの地層に現れますが、他の化石はわずかな地層にしか現れず、さらに一部の種は特定の地層の中で誕生と絶滅を遂げました。このように、化石は地球の歴史の特定の時期を示すマーカーなのです。

スミスは、化石によって岩層を特定できただけでなく、一定のパターンも見出しました。つまり、ある種の化石は常に古い堆積物に現れ、一方で別の化石は新しい地層になるにつれて現れ始めるのです。化石に従うことで、スミスはイングランドの地層をすべて相対的な時間順序に並べることができました。ほぼ同じ頃、ジョルジュ・キュヴィエもパリ周辺の岩石を研究して同じ発見をしました。間もなく、この動物相(動物群)の継承の法則がイングランドやフランスだけでなく、ほぼ全ての場所で有効であることが分かりました。これは植物相の継承の法則でもありました。石灰岩はカンブリア紀にも、そして3億年後のジュラ紀にも見られますが、カンブリア紀に誕生した掌脚類の三葉虫はジュラ紀の地層には決して出現せず、同様に恐竜もカンブリア紀の地層には出現しません。

closest in meaning問題

meticulously:細心の注意を払って、慎重に
に対して、obviously:明らかに、はっきりとを選んでしまった

この場合、carefully=meticulously

Highlight sentenceの問題

➔本文の意味を理解できなかった。Highlight箇所を含めたパラグラフ全体

Ever since people had begun to catalog the strata in particular outcrops, there had been the hope that these could somehow be used to calculate geological time.
人々が特定の露頭の地層を分類し始めて以来、この地層を使って地質学的時間を計算できることが望まれていました。

Ever since:それ以来ずっと
strata:地層、stratumの複数形
particular:特定の
outcrop:露出
somehow:どうにかして
geological time:地質学的時間

But as more and more accumulations of strata were cataloged in more and more places, it became clear that the sequences of rocks sometimes differed from region to region and that no rock type was ever going to become a reliable time marker throughout the world.
しかし、より多くの地層の堆積物が多くの場所で分類されるにつれ、時々地域によって岩層の順序が異なることが明らかになり、どの岩石も世界中で信頼できる時間指標にはならないことがわかりました。

as more and more:~についてますます多くの
accumulation:堆積物
reliable time marker:信頼できる時間指標

Quartz is quartz—a silicon ion surrounded by four oxygen ions—there’s no difference at all between two-million-year-old Pleistocene quartz and Cambrian quartz created over 500 million years ago.
石英は石英で、ケイ素イオンを4つの酸素イオンが取り囲んでいるだけで、200万年前の更新世の石英とおよそ5億年前のカンブリア紀の石英に全く違いはありません。

Pleistocene:更新世の(ある時代)

closest in meaning問題

endured:耐える、持ちこたえる
➔ survived:生き残る、何とかやっていく

develop:成長、発展させる、ではない。

closest in meaning問題

virtually:事実上、実際上
➔ nearly:ほとんど、ほぼ

possibly:できる限り、もしかすると
possiblyは「可能性」について言っているので、今回「事実」として使っているvirtuallyとは似ていない。

挿入問題

➔ geologists:地質学者、examine:調査する、in different parts:各地の、の意味が理解できなかった。

➔ それでもThe findingsが何を指しているのかを理解できれば解けていた問題。
今回は、same discovery(George)が対象。

4番に挿入したが、4番の後の文章で”Soon it was”と表記されているので、そこに挿入してしまうと文意が繋がらなくなる。
文の内容が複数形のものだから。

The findings of these geologists inspired others to examine the rock and fossil records in different parts of the world.
これらの地質学者の発見に触発され、他の地質学者も世界各地の岩石や化石の記録を調べるようになった。

3問目

EXCEPT問題

➔ 当たっていたけど、選択肢の意味を理解しきれていない

Most events in childhood are too ordinary to be worth remembering.
子供時代の出来事の大半は、あまりに平凡で、思い出すに値しない。

too ordinary to:普通すぎるって意味。ここのordinaryは形容詞。

ordinary:普通の、通常の
be remembering:思い出すこと

What suggest問題

➔ long-term memory in childrenに関した問題
該当箇所の意味を理解できなかった。知らない単語が多い。
解答が理解できない。捨て問かも。

One involves physiological changes relevant to memory.
1つ目は記憶に関連する生理的変化です。

involves:関与する、伴う
physiological:生理学の
relevant to:~に関連する

Maturation of the frontal lobes of the brain continues throughout early childhood, and this part of the brain may be critical for remembering particular episodes in ways that can be retrieved later.
前頭葉の成熟は幼児期を通して続き、この部分の脳が後に取り出せるような特定のエピソードを記憶する上で重要な役割を果たしているかもしれません。

maturation:成熟
frontal lobes:前頭葉
throughout:始めから終わりまで、期間中ずっと
critical:重要な
retrieve:取り出す、回収する

Demonstrations of infants’ and toddlers’ long-term memory have involved their repeating motor activities that they had seen or done earlier, such as reaching in the dark for objects, putting a bottle in a doll’s mouth, or pulling apart two pieces of a toy.
乳児や幼児の長期記憶に関する実験では、暗闇で物を取ったり、人形の口にビンを入れたり、おもちゃの2つの部品を引き離したりするなど、以前に見たり経験したりした運動行動を繰り返すことが含まれています。

infants and toddelers:乳幼児
motor activity:運動行動
putting:~を入れる

The brain’s level of physiological maturation may support these types of memories, but not ones requiring explicit verbal descriptions.
脳の生理的成熟レベルではこれらのタイプの記憶は支えられるかもしれませんが、明示的な言語による説明を要するものは支えられないかもしれません。

explicit:明示的な
verbal:言語
description:説明

According to paragraphsの問題

➔ processing informationのdisadvantage(young childrenにおける)を聞いた問題。
young childrenの情報処理に何が欠落しているのかを本文から探す。

該当箇所の最後の一行に、such knowledge structures(知識構造)とある。
これが解答で、Infants cannot organize experiences according to type.となる。

structureをorganizeに言い換え。

気になった単語

retain:保持する
multiply:掛け合わせる
printing press:印刷機
promise:約束
not fully solved:完全に解決できなかった
either:どちらの~も
canal:運河
hilly terrain:丘陵地帯
turnpike:高速道路
stand up:耐える
lay close:近いところにある
ingredients:材料
haul:引っ張る
puff:ぷっと吹くこと、一吹きすること
stationary steam engine:固定蒸気機関
liberated:遊離した、解放された
describe:記述する
distribute:分配する
fauna:動物相
amnesia:記憶喪失、健忘症
incompatibility:不適合、不一致
retrieval:想起

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