大学生で資格を意識し始めるのは何年生からですか?
人それぞれだけど、早ければ早いほど有利なのは確かだよ!
個人的には大学2年生の後半から意識し始めたな。
資格を意識し始めるのは、早いに越したことはありません。
ただ、大学1年生のうちから将来を見据えて資格勉強にガツガツ取り組めというのはさすがに酷ですね。
今回は、僕の経験について紹介しながらあなたにとって最適な資格に対する意識について解説していきます。
最後までしっかり読み進めてくださいね!
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大学生が資格を意識するのは何年生から?
大学生が資格を意識し始める時期は大体3年生になりたてが一番多いような感じがします。
でも、僕から見ればそれでは遅いんですよね。
就職活動に活かしたくて資格を意識し始めていると思うのですが、大学3年生から意識始めて役に立つ資格はあまりありません。
英語関連の資格ぐらいです。
そのため、大学3年生から資格を意識し始めた人の大半がTOEICや英検を取得するのもこれが理由だと思います。
ここでは、
- 大学3年生で資格を意識し始めるのは遅すぎる理由
- 大学2年生の後半から意識し始めたほうがいい理由
この2つについて解説していきます。
大学3年生からでは遅すぎる理由
大学3年生から資格を意識し始めるのが遅すぎ理由のうち一番大きいのが、
・国家資格に対応できない
ということが挙げられます。
英語の資格ではだめなのですか?
英語の資格はみんなが取るから差別化を図れないんだ。。。
英語の資格はほとんどの大学生(資格を意識している)が取ります。
そのため、英語の資格を取ったとしてもあまり差別化を図れないのが現状です。
もちろん、英検1級やTOEIC900点台などであれば十分差別化はできますがそこまでとるのに並大抵でない努力が必要となります。
ただ、相対的にみてみると国家資格を取った方が差別化はしやすいのが事実です。
加えて、国家資格であれば直接仕事に結びつくことも多々あるため信頼度の面では英語関連の資格よりも優遇されることが多くあります。
日本の経済は海外に比べて遅れているため、いまだに英語関連の資格はベンチャーや外資系企業などでしか重視されていないことも頭に入れておいた方がいいかもしれません。
地方に行けば行くほど、持っているだけで「すごい!」と思われるものの使い道がなく困ることが多いです。
その反面、国家資格は地方でも活躍する場面が多数存在します。
このことから分かるように、大学3年生から資格を意識し始めるのではなく、遅くとも大学2年生の後半から意識し始めるのがベストです。
遅くとも大学2年生の後期から資格を意識しよう
大学3年生から資格について意識し始めるのは『100%遅すぎる…!』という訳ではありません。
しかし、もう少し早めに意識することで自分の将来の選択肢が増えることは間違いないのでなるべく大学2年生の後半から意識し始めたほうがいいでしょう。
理由は、資格試験の対策が取りやすいからです。
資格を意識し始めた場合、
- 自分にあった資格は何か
- その資格の受験日、申込日はいつなのか
- 資格試験の対策はどうすればいいのか
この3つについて考えなければなりません。
上で挙げた3つについてしっかり考えるとなると、早ければ1週間ほどで終わりますが遅いと1,2か月かかる人もいます。
そうなると、資格試験対策に取る時間がどんどん減っていくため取れる資格も少なくなっていきます。
また、大学生が取れる国家資格のほとんどが半年~1年弱程度勉強する必要があることを考慮すると
そもそも資格を意識し始めるのが遅すぎたなぁ…
なんてことも考えられます。
これを避けるためにも、大学2年生の後半から資格について意識し始めたほうがいいのです。
なぜ、大学生が資格を意識するのは大学2年生の後期からなのか
大学2年生の後半から意識し始めたほうがいい最大の理由については解説しました。
ここでは、もう少し詳しく大学2年生のうちから資格を意識し始めるメリットについて解説していきます。
冬休みや春休みなどまとまった休みが多い
大学2年生となると、たいていの教養科目は取り終えてあとは専門科目だけの履修となる人が多いと思います。
僕もそうでした!
そうなると、意外とフリーな時間が多く『暇だな~』なんて感じる時間も増えてきます。
とくに、コロナ禍でオンライン授業が普及された関係で授業時間もかなり短くなり勉強に対する負担も減っている傾向にあります。
加えて、大学生には冬休みや春休みなどのまとまった休みが多いこともあり、資格について考える時間は豊富に残されています。
この時間をうまく活用することで、大学3年生になってから焦って資格勉強に走り始めずに済むので大学2年生の後半までに資格を意識し始めたほうがいいと考えています。
後期授業も終盤に差し掛かって負担が少ない
大学2年生の後半は1年の3/4以上の授業が終わっている計算になります。
つまり、授業の負担がものすごく軽くなる時期です。
大学2年生までは座学が中心なので、実験や実習に追われるなんてこともありません。(学部によりますが…)
反対に、大学3年生になると実験や実習に追われる日々を過ごす人も多いため資格について考える時間があまりとれない可能性があります。
これらを考慮すると、大学2年生の後半までには資格を意識し始める必要があると理解できるはずです。
大学生が何年生から資格を意識しようが大事なのは考え方です。
大学生が何年生から資格を意識しようが、大事なのは『どの資格を取るべきなのか』を間違えないことです。
大学3年生から意識し始めて取れる国家資格はもちろんあります。
僕が取った宅地建物取引士は3カ月勉強すれば取れます!
ですが、取れる資格にばかり目が行ってしまって最終的な自分の進路に全く役に立たないとなっては本末転倒です。
ここでは、どの資格を自分が取るべきなのかについての考え方を解説していきます。
役に立たない資格は時間の無駄になる可能性があります
よく考えずに難易度の高い資格をとっても、腐らせてしまうことがあります。
極端な話、医師免許を取って不動産業界に就職してもせっかく取った医師免許は役に立ちませんよね?
これを避けるためにも以下の4つのポイントについて資格を取る前に考えておきましょう。
- 自分の希望する業種に必要な資格なのか
- 短期間で取れない資格なのか
- 独占業務が行える資格なのか
- 短期間で取れる資格なのかどうか
詳しい考え方は、こちらの記事にて紹介したので詳しく知りたい方は是非読んでください。
資格を意識することで自分の希望する業界がある程度絞れます
資格を意識すること。
それは、将来が定まっていない人にとってある種の将来設計にほかなりません。
資格について考えることで、自分が本当に行きたい業界はどこなのかを見つけることができることもあります。
自分が志望する業界が何なのか、まだ不明瞭な人は自分が取りたい資格から逆算して考えてみましょう。
自分でも気づかなかった内なる欲求に気付くチャンスが得られるはずです。
ちなみに、僕も宅地建物取引士の資格を取りましたが、今まで考えてもみなかった不動産業界が自分には向いているなと気づかされました!
まとめ
今回は、『大学生が資格を意識し始めるのは何年生から?』をテーマに解説してきました。
今日のおさらいをすると、
- 大学2年生の後半までには資格を意識し始めたほうがいい
- 大学3年生から資格を意識するのは少し遅い
大学2年生は大学生活の中で一番時間に余裕ができる時期です。
この時期に将来を見据えて行動できるかどうかで、残りの大学生活が楽になるかどうかは大きく変わってきます。
ぜひ、これを機に資格に対する考え方を身につけて就職活動、副業活動に活かしてください。